Photo - Bahrain 2016
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バーレーン王国 国立劇場コンサート



バーレーン王国首都マナーマにある
国立劇場にて私のコンサートが実施されました。

演奏は、バーレーン国立オーケストラの皆様です。

今回もマイ文化大臣のご招聘により実現いたしました。

バーレーンは2011年の震災の年の6月に開催された、
第35回ユネスコ世界遺産委員会の主催国でした。
始めてコンサートでご一緒したのが、この委員会のクロージングコンサートでした。

ここからご一緒させていただき、
数回のコンサートを実施させていただきました。2011年の2月にアラブの春が起こり、
4月にはバーレーンに飛び火し、それで、バーレーンでの世界遺産委員会を断念し、
パリのユネスコ本部での開催にしました。

彼らにとっては、震災から5年目ではなく、
アラブの春から5年目、ということにもなります。

この世界遺産委員会で岩手県平泉が世界遺産になりました。 このタイミングで当時、クロージングコンサートをつとめさせていただいたこと、
本当に嬉しいことでした。

バーレーンは当時も日本のことをとても心配してくださり、
ミサから各国からの震災支援の感謝を、
どうかこのクロージングコンサートでも述べてほしい、
ということでした。
(彼らにとってはアラブの春を乗り越えて、
ここで主催国として開催出来ることにも感謝の意を述べたかったと思います。)

今回、出来て間もない非常に美しく立派な国立劇場で、
当時と同じメンバーの演奏でコンサートでした。

まさに、このオーケストラと平和を奏で、
5年目という節目のタイミングでもあったのです。

文化を通して平和を考える、と、
マイ大臣はおっしゃっていました。

ユネスコ・パリ本部の文化事務局長補のフランチェスコ・バンダリン氏が
常々私に言ってくださっていたことを噛み締めます。

「人はつい、目の前のことで心がいっぱいになってしまうからこそ、
『心の平和とは何か』と誰かが言っていないと気づかないものだ。
その役目をする人が必要なんです」と。

今回も、その役目を、
バーレーンオーケストラとミサに託す、という事でした。

素晴らしい演奏に、作曲家冥利に尽きます。
大変光栄な時間をありがとうございました。

マイ大臣さま、バーレーン王国文化省のみなさま、
国立バーレーンオーケストラの皆様、そしてご来場くださった皆様に
心から感謝申し上げます。

また今回は、かのヨックモックがバーレーン初進出!ということで、
このレセプションにもお招きいただきました!

ヨックモックの確かな味と品質とサービスが
バーレーン王国の皆様にも味わっていただけるのは
とても嬉しい事ですね!オープンも大盛況でした!
お招きいただき本当にありがとうございました!

バーレーンの皆様、またお会いしましょう!!


城之内ミサ


バーレーン国立劇場にて本番中! 指揮をしているのが私です。


リハーサル!


新国立劇場。ここでのコンサートでした。


ゲネプロのスコアチェック。


ドレスリハーサル!


ヨックモックのショップの前にて