Photo - パリ録音記U
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再び、パリです!今回もレコーディングの残りとトラックダウンのため、
いつものスタジオでお仕事です。
今回のアルバムは国立パリ・オペラ座管弦楽団のコンサートマスターの
アラン・クズネツォフ氏との共演曲が多く、
さながら「ミサ&アラン」のアルバムになってしまったかのような。。。笑。
でも、やはり美しい素晴らしい演奏は残しておきたいものです。
なんと今回はアランのたっての希望で「SNOW BIRD」を、
私のピアノとアランの演奏でレコーディングしました。
アランのこだわりに圧倒されました〜〜。
ことにアランの演奏は、どの曲もとても素晴らしくて、毎回、涙です。
こんなにも私の曲を愛してくださるアランには、感謝してもしきれません!


そして、スタジオの合間にアランにヴァイオリンを教えて頂きました。
これも凄い出来事でございます。
アランのメッチャ高価なヴァイオリンを手にした時、震えました。。。
絶対誰にも触れさせないヴァイオリンだそうで、本当に手が震えました。。。
「ミサ、筋がいい。ヴァイオリンやればいいのに!」って言って下さり、
「実は昔少しだけ習いました」と言うと、笑ってました。どーゆー意味でしょうか?爆笑。


スタジオも、88年からずっと同じです。
ミキサーのローラン然り、彼らとは長いおつきあいになりました。
でも長いおつきあいが出来るってとても素晴らしいことだと思います。
日々たくさんの出会いがあり、
何千、何万の方々との貴重な出会いを繰り返す中、
本当にご縁のある方々とは長いおつきあいになるのだな、
これは偶然ではなく必然なのだ、と思えるのです。


ことに、アランさんとはこれからも長い長いおつきあいになることでしょう。
実はアランからもいろいろ作曲のご依頼を頂いていたり、
コンサートの企画があったりと、楽しいことが満載です。
今、私たちが考えていることの全てが実現出来るよう祈っています。
12月にも再びパリで、アルバムの残りを仕上げてまいります。
歌も歌って来ますよ〜〜〜。
そして、今回は演出家・武部哲也氏に特別に詩を書いて頂きました!
この詩が、本当に素晴らしいんです。
頂いたとき、思わず涙が出ました。早く皆さんにお届けしたいです!
この曲は世界遺産トーチランコンサートのアンコールで歌おうと思っています。
そして、もうひとつは私自身の詩です。これらもどうぞ楽しみにしていてくださいね!
大好きなパリでの大切な方々とのお仕事。12月が待ち遠しいです!


城之内ミサ





▲アランとリハ中。
 やはり巨匠でありマエストロの
 アランとの演奏は緊張します!




▲トラックダウンの最中です。
 巨匠の隣で萎縮しているのでした。。。。




▲トラックダウン中。
 このスタジオはテアトルを改造して作ってあるのですが、
 広くて気持ちのよいスタジオです。
 88年から毎年訪れていた場所。
 ここに来る度に様々な思い出が去来するのでした。




▲アランの高い高いヴァイオリン。。。
 緊張の瞬間です。
 マエストロが直々に教えてくださるヴァイオリン。
 私にとっては貴重なレッスンでした。